日経平均が続落、先物主導の売りで軟調もみあい

2007年 11月 22日 11:52 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は続落。前日の米株安と円高基調を嫌気して年初来安値を更新して寄り付いた後は、先物主導の売りで軟調もみあいの展開となった。一時、先物に大口の買いが入り前日比でプラスに転じた場面もあったが、現物への買いに乏しい中で再び売りに押される形となった。 

 前場の東証1部騰落数は、値上がり581銘柄に対して値下がり1038銘柄、変わらずが98銘柄。

 市場関係者は、信用収縮の影響を受けた米国景気の先行き不透明感が市場心理の重しと

なり、買い控えが続いているとみている。

 「海外勢からの売りはピークアウトしつつあるが、買い手不在の状況は変わらない」(大手証券売買担当者)、「ヘッジファンドが新規に先物を売りたてているようで、この売りが一巡するまでは下げ止まり感は出ないだろう。個人の追い証売りも出ているようだ」(いちよし証券投資情報部チーフストラテジスト、高橋正信氏)との声が挙がった。

 ただ、日米とも休日を控えており、「後場は急速に買い戻しが入る可能性もある」(いちよし証券 高橋正信氏)という。

 業種別では、紙・パルプや金属が高い。一方、保険や海運、不動産は売られた。個別銘柄ではテクモ9650.Tが値上がり率トップとなった。日清食品(2897.T: 株価, ニュース, レポート)も堅調。JT(2914.T: 株価, ニュース, レポート)と同社による加ト吉2873.Tの共同買収に関連して、JTが日清食品への出資を検討すると22日付日経新聞朝刊が伝えたことが好感された。 

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 
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