英中銀、金融政策引き締めを維持しなければならない可能性=理事
[ロンドン 26日 ロイター] イングランド銀行(英中銀)の首席エコノミストを務めるビーン理事は、金融市場の混乱が拡大する可能性はあるものの、インフレ圧力が上昇していることを考慮すると、英国は金融政策の引き締めを当分維持しなければならない可能性があるとの見方を示した。
リバプール・デイリー・ポスト紙が伝えた。
26日付同紙によると、ビーン理事は「インフレを目標に沿った水準で維持するよう取り組んでいるが、背景的にはこれまでと比べて好ましくない」と発言。「輸入物価によるインフレ要因が強まっている場合、国内要因をある程度抑えて影響を相殺する必要があるだろう」と指摘し、当分の間インフレ低下に向けて金融政策を引き締めなければならないことを意味している可能性があるとの認識を示した。
一方、2007年の金融市場の混乱による影響が当分続き、株式市場や商業用不動産に波及する可能性があり、政策当局者の間で経済減速が長引くことを懸念する見方が強まっていると指摘。「状況が完全に正常化するにはかなりの時間がかかるだろう」と述べた。
米サブプライム(信用度の低い借り手向け)住宅ローンによる損失はほんの一部しか明らかになっていないとし、今後数カ月で、英国のみにとどまらず他の国からも一段の損失が明らかになる可能性がかなり高いと述べた。
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