NY市場でドル/円が2年半ぶり安値更新、株安が背景

2007年 11月 27日 08:16 JST
 

 [ニューヨーク 26日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場で、ドルが対円で2年半ぶり安値を更新した。クレジット市場への懸念が再燃し米金利の引き下げが迫っているとの観測が固まるなか、株安となったことが背景。

 投資家は、年末に向けて資産の売却を迫られる可能性もあり、クレジットひっ迫の影響に依然神経を尖らせている。

 フォレックス・ドットコムの首席通貨ストラテジスト、ブライアン・ドラン氏は「市場には終盤になってリスク回避モードが戻った。株価が急落し、クロス円のほかドルが対円で圧迫された」と話した。

 米債券市場では、質への逃避買いから債券に買いが入るなか、指標債10年債利回りが2年超ぶり水準に低下した。

 米株式市場は金融サービス株を中心に下落、主要3指数が全て反落して引けた。

 終盤、ドル/円は前営業日終盤時点からほぼ1%下落し107.28円で推移した。ロイター・データで一時107.23円まで下落し、2005年6月以来の安値となった。

 金利先物市場では、FRBが12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25%ポイント引き下げ4.25%とする確率を完全に織り込んでいる。0.5%ポイント引き下げる確率は20%となっている。

 民間銀行の年末越え資金の調達をめぐる懸念が根強く、この日は2カ月物ユーロLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が6年半ぶり高水準を更新。FRBと欧州中央銀行(ECB)は、年末越え資金のひっ迫に備え、短期金融市場へ十分な資金を供給する方針を表明した。  続く...

 
 
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