FRB、年末越えのターム物レポ実施へ
[ニューヨーク 26日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は26日、短期金融市場のひっ迫に対応するために、年末越え資金を供給するターム物レポを実施すると発表した。実施日は11月28日で、約80億ドルの資金を供給する。売り戻しは2008年1月10日。この他にも年越えのターム物レポを実施するが、実施時期と規模は、市場などの動向によるとしている。
また、年末年始にかけて、フェデラルファンド(FF)金利の上昇圧力を抑制するために、市場に十分な資金を供給していくと強調した。
前週末には欧州中央銀行(ECB)も、短期金利の上昇圧力を緩和するため、少なくとも年内はオペによる資金供給を強化するとの予想外の声明を発表している。
26日の欧州市場では、年末の資金調達をめぐる根強い懸念を受け、2カ月物ユーロLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が6年半ぶり高水準に上昇。
同日のフェデラルファンド(FF)金利も4.625%と、FRBが誘導目標とする4.5%を上回っている。
ニューヨーク連銀当局者は、匿名を条件に「年末への注目が高まっており、今のうちから資金供給を始めて、年越え資金を十分供給するコミットメントを示すことで、市場参加者を安心させたい」とコメントした。
連銀の年越えオペでは、2005年12月8日に28日物レポで50億ドル、2004年11月15日には52日物レポで40億ドルが供給されている。
ブリーフィング・ドット・コム(シカゴ)の債券市場アナリスト、ベス・マロイ氏は「流動性が問題になっていることは明らかだ。ただ、今回の措置はそれほど驚きではない。連銀は資金供給の用意があることを周知したかったのだろう」と述べた。 続く...















