今日の株式見通し=軟調、米株安などで日経平均1万5000円割れも

2007年 11月 27日 08:46 JST
 

 [東京 27日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場では日経平均が軟調な展開になると見込まれる。米国株安に加えて急速な円高/ドル安の進行で、日経平均は1万5000円台を割り込むとみられている。

 日経平均の予想レンジは1万4800円─1万5100円。

 外為市場では、ドルが対円で107円台へと急速に下落しており、東京市場の圧迫材料になりそうだ。輸出関連株を中心に現物株への売り圧力として働くほか、センチメントの悪化が先物売りを誘発する可能性もある。

 米国株式市場では、ダウ工業株30種が237.44ドルの下落。クレジット市場への不安から「質への逃避」による米国債シフトが急速に進んでいるほか、米ゴールドマン・サックスが英HSBCホールディングス(HSBA.L: 株価, 企業情報, レポート)(0005.HK: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「セル」に引き下げるなど金融セクターへの不透明感が強まった。東京市場でも銀行株があらためて売られる可能性がある。

 関係者の間からは「サブプライム問題への不安が再燃しており、有効と確信できる対策も出ていないため8月の急落後のようなリバウンドの展開は期待しにくい。下値模索が続きそうだ」(準大手証券)とみる声が多い。「26日は中国政府系ファンドへの期待で短期筋が買いあがっており、きょうはこのはく落もありそうだ」(投信)との声も出ていた。

 (ロイター日本語ニュース 松平陽子記者)

 
 
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