今日の株式見通し=しっかり、サブプライム問題への不安和らぐ

2007年 11月 28日 08:45 JST
 

 [東京 28日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場では日経平均がしっかりの展開になるとみられている。米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)へのアブダビ投資庁(ADIA)の資本参加でサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題への懸念が和らいでおり、下値不安は乏しいという。ただ、27日の株価上昇のあとで、上値では売り買いが交錯しそうだ。

 日経平均の予想レンジは1万5100円─1万5400円。

 シティへの出資に関するニュースを受けて、27日の米国市場ではダウ工業株30種が215.00ドル上昇した。市場では「サブプライム問題への懸念が和らいだことで、参加者のリスク許容度が高まっている」( 三菱UFJ証券投資情報部部長代理、山岸永幸氏)との見方が広がっており、日経平均についても下値不安は乏しいという。

 ただ、日本株は米国株に先行して上昇していることから「上値では売り買いが交錯しそうだ」(準大手証券)との声も多く、どこまで戻れるかを試す展開になりそうだ。27日も1万5300円台が重かったが、先週来1万5300円前後で上値を押さえられるケースが多く、まずはこの水準をトライすることになるという。

 市場では「物色の柱は固まっていないが、内需株中心に買われるのではないか。金融セクターにショートカバーが続きそうだ」(準大手証券)との声が上がっている。

 
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