ロイター調査:OPEC、12月総会で増産を決定へ
[ロンドン 28日 ロイター] ロイター調査によると、来週の石油輸出国機構(OPEC)総会では、原油価格が過去最高値水準に迫るなか、OPECが消費国側の増産要求に屈するとみられている。
合計21の銀行やファンド、コンサルタント、トレーダーを対象に実施した調査によると、OPECが12月5日にアブダビで開く総会で、少なくとも日量50万バレルの増産を決定するとの見方が大勢となった。
このうち17社が増産を予想し、大半が日量50万バレルの増産になるとみている。
ゴールドマン・サックスのアナリスト、ジョバンニ・セリオ氏は「2008年第1・四半期までに日量100万バレルの増産を行うだろう」とした上で、「12月の総会だけでそれだけの規模の増産に合意するかは不明だ。まずは日量50万バレル(の増産)にとどめて、後ほど一段の増産を行う可能性が高い」と述べた。
複数のOPEC閣僚は今週、それぞれ異なる見解を示したが、生産最大手のサウジアラビアはその意図を明らかにしていない。
サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は28日、ファンダメンタルズと原油価格に関連はないとして、供給は十分だとする従来の見解を繰り返し、「統計や情報をみて決定する」と述べた。
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