米株式市場はダウ続伸、ハネウェルの利益見通しを好感
[ニューヨーク 13日 ロイター] 米国株式市場は、ハネウェル・インターナショナル(HON.N: 株価, 企業情報, レポート)が、市場予想を上回る利益見通しを発表したことを受けてダウが上昇し、クレジット市場の問題解決に向け欧米の主要中央銀行が発表した流動性対策の効果をめぐる疑念を打ち消した。
ただ、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)やシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)などの金融株が売られ、全般的な相場はほぼ変わらずとなった。主要中銀による流動性供給策の規模をめぐって悲観的な見方が高まったことが背景。
経済指標でインフレが加速している新たな兆候が示されたことも相場を圧迫した。米労働省が13日発表した11月の米卸売物価指数(PPI)は、34年ぶりの高い伸びとなった。これを受けて、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを実施できなくなるのではとの懸念が高まった。
ダウ工業株30種は44.06ドル(0.33%)高の1万3517.96ドル。ナスダック総合指数は2.65ポイント(0.10%)安の2668.49。S&P総合500種指数は1.82ポイント(0.12%)高の1488.41。
ハネウェルは4%急伸し、ダウの上げを主導。同社は、好調な航空宇宙事業と新興国市場での業績を背景に、08年の利益について明るい見通しを示した。
フェデレーテッド・インベスターズの株式市場チーフストラテジスト、フィル・オーランド氏は「FRBからの後遺症が残っている。また、きょうはインフレの高まりを示すデータが発表され、市場では、FRBの追加利下げが妨げられる可能性があるとの懸念が浮上している」と指摘した。ただ「これは反射的な反応だろう」との見方を示した。
この日第4・四半期決算を発表したリーマン・ブラザーズLEH.Nは、0.7%安で引けた。同行の第4・四半期決算は、12%の減益となった。同行はまた、モーゲージ関連の評価損が22億ドルだったことを明らかにした。
メリルリンチMER.Nは1.7%安、ベアー・スターンズBSC.Nは2.4%安となった。 続く...















