NY市場でドル下落、原油100ドル乗せなどを嫌気
[ニューヨーク 2日 ロイター] ニューヨーク外国為替市場でドルが下落。米原油先物が一時100ドル台に乗せたことや、弱い米製造業景気指数を受け米利下げ観測が高まった。12月米供給管理協会(ISM)製造業景気指数は47.7に低下、2003年4月以来の低水準となった。
同指数でドル売りが加速した。
米原油先物は一時4%上昇、米景気減速をめぐる懸念で投資家のリスク回避志向が高まり、キャリー取引の巻き戻しがみられた。ロイターのデータによるとドル/円は一時2%超下げた。
ドル/円は109.21円と1カ月強ぶりの安値をつけた後やや持ち直し109.46円。前営業日比1.94%下落し、1日としては2007年2月27日以来の下げとなった。
ドルは12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるとやや下げ幅を縮小させた。議事録では、一部の委員がクレジットひっ迫で「大幅な」追加利下げが必要となる可能性を指摘していたことが明らかになった。一方、金融市場が急速に改善する可能性があり、その結果これまでの利下げを反転させることが適切となるとの認識も示された。
フェデラルファンド(FF)金利先物は1月の0.25%利下げを完全に織り込んでいる。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシニア為替ストラテジスト、サマジット・シャンカール氏は議事録について「若干曖昧だった。ただ、メンバーは急速な回復と利下げの反転の可能性を排除しなかった」と語った。
EBSのデータによると、ユーロ/ドルは1%高の1.4726ドル。2007年通年では10%超上昇、11月には過去最高値の1.4968ドルをつけた。 続く...














