米株市場はダウ200ドル超安、弱いISM統計などで

2008年 01月 3日 08:44 JST
 

 [ニューヨーク 2日 ロイター] 米国株式市場は続落。米供給管理協会(ISM)製造業景気指数の50割れや、原油価格の初の100ドル乗せを嫌気した売りに押された。ダウ工業株30種は220.86ドル(1.67%)安の1万3043.96ドル。

 ナスダック総合指数は42.65ポイント(1.61%)安の2609.63。

 S&P総合500種指数は21.20ポイント(1.44%)安の1447.16。

 新年初日としては、ダウ平均が過去最大の下げ幅を記録し、下落率では1983年以来の大きさとなった。S&Pも2001年以降最大の下げ。

 エネルギーコストに敏感な業種や景気循環株など幅広い銘柄が軟調で、米ユナイテッド航空の親会社UAL(UAUA.O: 株価, 企業情報, レポート)は10%を超える下げ。半導体大手インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)は、バンク・オブ・アメリカの投資判断引き下げが響き5%下落した。

 12月のISM製造業景気指数は47.7に低下。景気判断の分かれ目となる50を下回り、03年4月以来の水準となった。統計を受け主要製造業株が大きく売られた。USスチール(X.N: 株価, 企業情報, レポート)は6%安、セスナ機やベル・ヘリコプターなどのメーカー、テキストロン(TXT.N: 株価, 企業情報, レポート)は6.3%安。

 Guerite Advisorsのヒューズ・ムーア氏は「起こり得る最悪のシナリオはスタグフレーションだ。利下げすればインフレ圧力が高まる。しかし、経済が停滞しているため利上げもできない」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)は選択肢をオープンにしておきたいようだが、実際は政策選択の余地は限られている」と述べた。

 午後に発表された12月11日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録では、信用収縮が経済成長の失速を招く恐れがあり「大幅な」金融緩和が必要となる可能性があるとの見方が明らかとなった。FOMC議事録を受けて相場は一時的に下げ渋った。  続く...

 
 
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