ロイター調査:米プライマリーディーラー、0.5%利下げ予想高まる
[ニューヨーク 4日 ロイター] 4日の12月の米雇用統計発表後にロイターが実施したプライマリーディーラー調査によると、同統計の弱い内容を受け、連邦準備理事会(FRB)は1月に最低でも0.25%ポイントの利下げを実施するとみられている。また0.25%ポイント以上の利下げの可能性が高まったとの回答も増加した。
プライマリーディーラー20社を対象にロイターが実施した調査では、回答した18社全社が、1月30日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを予想。そのうち13社が25べーシスポイント(bp)の利下げを、残り5社が50bpの利下げを予想した。前回12月11日に実施した時点では、50bp利下げされるとの見方を示したのは1社だけだった。
エコノミストの間では現在、米経済がリセッション(景気後退)の瀬戸際にあるとの見方が強まっている。ゴールドマン・サックス、メリルリンチ、JPモルガン・チェースの3社が4日、利下げ幅の見通しを50bpに修正した。
今回の調査では、回答者の大半がFRBが3月に追加利下げするとみていることが明らかになった。今回3月の追加利下げを予想したのは12社、前回は8人だった。また利下げ打ち止めとなる水準の予想中央値も3.5%と、前回調査時点の3.75%から低下した。
モルガン・スタンレー、BNPパリバの2社は、現在見直し中として回答しなかった。
バンク・オブ・アメリカのエコノミスト、ゲアリー・ビッグ氏は、米雇用統計でFRBの50bp利下げの可能性が強まったと指摘したうえで「FOMCまでにはまだ時間があることから、現段階ではわれわれは25bp利下げ予想を維持している」と話した。
この日発表された12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が1万8000人増と予想を下回ったほか、失業率が4.7%から5%へ上昇し2年ぶり高水準となった。
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