日経平均は続伸、資源関連や内需株が買われる
[東京 9日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸。米株の大幅下落を受けて売り先行で始まったが、後場に入り徐々に下げ渋りプラス圏での大引けとなった。資源関連銘柄が買われたほか、銀行などの内需株も上昇した。TOPIXも前日比で上昇した。
ただ、国内に目立った買い材料が見当たらない中、米国株など外部環境に振られる状況に変わりはなく、年初の続落から本格的な上昇に転じたとはいえないという。
業種別では、鉱業や鉄鋼、卸売、医薬品、海運などの上昇が目立ったほか、金融、保険、銀行などが買われた。繊維と空運は下落した。
東証1部騰落数は値上がり1265銘柄、値下がり366銘柄、変わらずは98銘柄。
きょうの日経平均は、「前日と同じパターン。売りで始まり、反発で終わった」(国内証券)形だ。「米系証券からの先物売りが一巡したことに加え、為替がやや円安方向に振れていることも好感されたが、テクニカル的なリバウンドの域は出ていない」(外資系証券)、「株価は戻っているが、まだコツンと来た感じはない。今晩の米国株式市場が下落すれば再び軟化する可能性は大きい」(欧州系証券)など、慎重な見方の方が大勢となっている。
一方で、銀行などの内需株が買われた。市場からは「米国景気の不透明感から輸出関連株を避ける動きになっており、資源高もあって市況関連が買われているほか、内需株シフトの動きとなっている」(投信)との声が出た。
個別銘柄では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)や松下電器産業(6752.T: 株価, ニュース, レポート)やキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などのハイテク株や三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)など大手銀行株の一角が買われた。住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)は、金など資源価格の上昇を受けて上昇。武田薬品工業(4502.T: 株価, ニュース, レポート)などの医薬品も高い。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)などの自動車株はまちまちだった。
(ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)
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