米景気後退の判断は時期尚早=セントルイス地区連銀総裁

2008年 01月 10日 08:07 JST
 

 [セントルイス 9日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のプール総裁は9日、米連邦準備理事会(FRB)が成長とインフレリスク双方を監視しているとした上で、住宅市場の低迷により米経済が景気後退に陥ると判断するのは時期尚早との認識を示した。

 総裁は講演で「米連邦公開市場委員会(FOMC)は景気後退とインフレリスク双方を注視している。景気後退のリスクは主に金融市場の混乱によるもので、住宅市場の問題が経済全般に波及する恐れが出てきた」と語った。

 「住宅セクターの問題により米経済が景気後退入りするか、現時点で判断することは時期尚早だ。ただ、現在の状況を注意深く見極め、理解することはできるはずだ」と述べた。

 また「現在の金融の混乱収束には時間がかかるものの、米経済ファンダメンタルズは依然力強く、2008年は成長の年になるとみられる」とし、成長が今年上半期に減速した後、下半期には加速すると予想に言及した。

 
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