アメックスとキャピタル・ワンが収益悪化見通し
[ニューヨーク 10日 ロイター] アメリカン・エキスプレス(アメックス)(AXP.N: 株価, 企業情報, レポート)とキャピタル・ワン・フィナンシャル(COF.N: 株価, 企業情報, レポート)の米クレジットカード大手2社は10日、景気減速を背景に消費者ローン債権の損失により、収益が市場予想を下回るとの見通しを示した。
住宅市場の低迷、クレジット市場のタイト化、原油高、失業率の上昇などを背景に消費者が一段と支払いに窮し、信用危機問題は単に住宅ローンばかりではなく、クレジットカードやオートローンなどにも波及していることが浮き彫りになった。
10日の株式市場では両社の株価は下落した。
アメックスはカード利用者の支出の伸び悩みと返済遅延の増加により、第4・四半期に税引き前で4億4000万ドルの費用を計上するとの見通しを示した。
また、08年通年の1株当たり利益の増加率が4―6%になるとの控えめな予想を示した。07年の営業利益は16%増を見込んいるが、これを大幅に下回ることになる。
07年第4・四半期は継続事業ベースの利益が1株当たり0.70―0.72ドルとなると予想。07年通年では1株当たり3.38―3.40ドルになる見込みとしている。ロイター・エスティメーツが集計したアナリスト予想は第4・四半期が0.87ドル、通年は3.53ドル。
一方、キャピタル・ワンは07年通年の1株当たり利益予想を従来予想の5.00ドルから3.97ドルに引き下げた。過去9カ月では3回目の下方修正。
第4・四半期については1株当たり利益が0.60ドルになるとの見通しを示した。アナリストの事前予想は通年が4.98ドル、第4・四半期は1.51ドル。
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