11月機械受注は前月比‐2.8%、基調判断「一進一退で推移」に据え置き
[東京 16日 ロイター] 内閣府が発表した11月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値、コア機械受注)は前月比2.8%減少して1兆0498億円となり、2カ月ぶりに減少した。
ロイターがまとめた民間調査機関の予測は前月比4.7%減少で、発表された数値はこれを上回った。製造業からの受注は3カ月ぶりに前月比減少した一方、非製造業からの受注は前月の2ケタ増の後も増勢を維持した。一方、外需は前月比で2ケタ減となった。
内閣府では、機械受注の基調判断を「一進一退で推移」に据え置いた。同判断は、7カ月連続となる。
また同府によると、12月機械受注が3.6%増加なら、10─12月期の同府の機械受注見通し(前期比3.1%増加)は達成可能という。12月に5.7%減少しても、10─12月期の前期比横ばいは達成できるという。
コア機械受注は前月比低下となったが、10月の大幅増加(プラス12.7%)のあとの反落幅としては「小さい」(内閣府)ものとなった。これは非製造業からの受注が2カ月連続でプラスになったことが挙げられる。もっとも、非製造業の押し上げには、本来、設備投資と関係の無い携帯電話端末が大きく寄与しているため、同府では「やや過大評価の可能性もある」と指摘した。携帯端末には、新機種発売に絡むとみられる大型案件があったという。
製造業からの受注減に寄与したのは、化学工業、その他製造業、一般機械など、非製造業の受注増には、携帯電話端末を含む通信業、運輸業などが寄与した。
外需は10月の大幅増加の反動で減少したが、同府では「水準は高い」とした。前年比ではマイナス9.2%と、2007年3月以来の減少となった。
また半導体製造装置の受注は8.6%増と、07年1月以来のプラスに転じた。 続く...














