リスク回避が一段と鮮明に、株価急落・ドルは下値模索
[東京 18日 ロイター] 18日の東京市場では投資リスクを回避する動きが一段と鮮明になり、株価が急落しているほか、ドルがあらためて売られている。逃避資金が債券に流れる構図は続いており、円債は幅広いゾーンにわたって買われている。
日経平均が前日比で400円を超す下落となり、前日に続いて昨年来安値を更新した。輸出関連や金融関連だけでなく、医薬品や電力・ガスといったディフェンシブ銘柄も売られており、全面安となっている。
サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の損失拡大や米景気後退観測といった材料で米株式が売られ続けており、日本株も処分売りの対象になっている。継続的に下げているため、売り方が仕掛けやすい地合いにある、との指摘もある。
為替市場でも昨日一服したドル売り/円買いの動きが出ている。ドル/円はニューヨーク市場終盤から小幅下落し106.35円まで下げた。「バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言は非常に悲観的だった。大幅利下げの必要性を示唆したと受け止めている」(三菱UFJ証券、クレジット市場部部長代理・塩入稔氏)といい、ドルが106円前半で欧州時間に移れば最近の安値105.92円を割り込む可能性もあると同氏は述べている。
株安/ドル安のなかで円債市場が資金の逃避先になっている。海外勢が株先売り/債券先物買いのオペレーションを仕掛けているほか、国内の参加者も買いに動いている、という。国債先物・中心限月3月限が24銭高の138円35銭と前日高値に並んだほか、現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)が2ベーシス・ポイント(bp)低い1.380%に低下。5年利付国債利回りは2bp低い0.840%と06年1月以来2年ぶりの水準を付けた。
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