株安・円高、一喜一憂する状況ではない=額賀財務相

2008年 01月 18日 11:23 JST
 

 [東京 18日 ロイター] 額賀福志郎財務相は18日午前の閣議後記者会見で、株安や円高が継続していることについて米サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の米経済への影響や原油高などの動向を注意深く見守りたいとの認識を示しながら、今の時点で一喜一憂する状況ではないと語った。

 3月に任期満了を迎える福井俊彦日銀総裁の後任人事について、金融政策の見識を持つとともに国際金融に対応でき、日銀組織をマネージメントできる人材が適切に選ばれると思うと述べた。

 18日の東京市場で日経平均は一時、前日比400円を超える急落となり、昨年来安値を更新。外国為替市場でドル/円は、106円台で引き続き円高圧力が意識される展開となっている。

 株安・円高が継続していることについて額賀財務相は「米サブプライム問題が米経済にどのように影響を与えていくのか。原油高などもあり、そうした指標を注意深く見守りたい」としたが、「今の時点で一喜一憂する状況ではない」との認識も示した。

 日銀総裁人事に関しては「内閣が決めることであり、私が直接的にコメントする問題ではない」としながら、一般論として「金融政策の見識を持ち、日銀(組織)のマネジメントもできなければならない。また、グローバル化の中で、国際金融にもきちっと対応できる人材が適切に選ばれると思う」と語った。

 民主党の岡田克也副代表は17日、日本記者クラブでの講演で、日銀総裁人事について、

財務当局の実務の最高責任者が金融の最高責任者になることに違和感があると述べ、元財務次官である武藤敏郎日銀副総裁の昇格は財金分離に反するとの見解を示した。

 これに関連し、日銀総裁人事と財金分離との関係を問われ、額賀財務相は「金融と財政はお互いに経済を支え、良くしていくというかたちで連携しなければならない。もちろん金融政策と財政政策は密接に関係する」と述べるにとどめた。  続く...

 
 
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