ネット検索で中国最大手の百度、日本市場向けサービスを本格化

2008年 01月 23日 19:48 JST
 

 [東京 23日 ロイター] 検索エンジンで中国最大手の百度公司(バイドゥ)(BIDU.O: 株価, 企業情報, レポート)は23日、日本市場向けのサービスを本格的に開始したと発表した。同社として初の海外展開となる。中国で急速に成長した百度の参入で、日本の検索エンジン市場の勢力図が変わる可能性がある。

 都内で会見した同社のロビン・リー総裁兼最高経営責任者(CEO)は、漢字や文化、文章の表記方法などで、中国語は英語などより日本語に近いなどと説明。日本の検索エンジン市場で8─9割のシェアを握るとされているヤフー(4689.T: 株価, ニュース, レポート)と米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の2強に対する優位性を強調した。また、携帯電話向けネット検索サービスの導入も視野に入れ、複数の通信会社と協議を始めたという。

 経営の柱は広告収入が担うとしているが、当面はユーザーの検索傾向などの情報収集に努め、本格的な広告掲載は2010年以降に開始する予定。ただ、ユーザーや広告主の反応次第では、前倒しの可能性もあるという。

 百度は、リー総裁兼CEOが2000年に北京で設立。中国の調査機関の調べによると、04年には中国でのシェアが45%と30%のグーグルを上回り、首位に立った。07年にはこれを70%にまで高め、23%で2位のグーグルの約3倍となる圧倒的な規模に成長した。

 07年8月時点の世界シェアは、1位がグーグルの61%。2位が米ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)の14%。百度は5%で3位。日本では07年3月から試験サービスを始めていた。 

 
 
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