米金融機関、モノライン格下げで08年に400億ドル以上の評価損=オッペンハイマー

2008年 01月 31日 09:52 JST
 
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 [30日 ロイター] 米オッペンハイマーは、金融保証会社(モノライン)格下げの影響で、米金融機関は08年に少なくとも400億ドルの評価損を計上するとの見通しを示した。評価損は700億ドルに膨らむ可能性もあり、その過半はシティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)とメリルリンチMER.N、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)(UBS.N: 株価, 企業情報, レポート)が計上する、としている。

 オッペンハイマーは、メリルリンチの投資判断をこれまでの「パフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。理由として、バリュエーションやモノラインに関連した見通しの暗さを指摘した。

 オッペンハイマーは、モノラインが一段と格下げされれば、銀行が保有する資産のうちさらに1000億ドルについて、評価損計上の必要が出てくる恐れがある、と見る。また、そうした格下げがあれば、メリルは約100億ドルの評価損を計上する、との見通しを示した。

 モノライン各社は、保証するモーゲージ証券の価値が急落したことから、損失がかさみ財務基盤が弱くなっている。ニューヨーク州当局は、金融機関も巻き込みモノライン救済策の策定に乗り出している。

 モノラインの格付けは現在「AAA」だが、その維持は難しいと見られている。格付会社はモーゲージの質悪化による損失見通しを見直した結果、格付けの維持には資本増強が必要との認識を示している。

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