JFEが経常減益予想に修正、為替円高や原材料高が影響
[東京 4日 ロイター] JFEホールディングス(5411.T: 株価, ニュース, レポート)は4日、2008年3月期業績予想の下方修正を発表し、連結経常利益を従来見通しの5400億円(前年同期比5.2%増)から5000億円(同2.6%減)に引き下げた。
また、グループ会社の環境プラント事業で将来損失が見込まれるとし、08年3月期に500億円の特別損失を計上する。
経常利益見通しは、ロイターエスティメーツによる主要アナリスト15人の予測平均値5565億円を大きく下回った。鉄鋼事業は、原料価格の上昇や円高が進行しているものの、高級鋼の増産や販売価格の改善で経常利益は前期並みの5000億円を確保する見通し。しかし、エンジニアリング事業が、工事費高騰に加え、新規プロジェクトで追加コストの発生や円高の影響で40億円の経常損失となる。LSI事業でも、販売減や為替の影響で経常利益が9億円程度に留まる見通しとなった。
当期利益見通しは、特別損失の計上により従来予想の3200億円から前年同期比13.2%減の2600億円に引き下げた。
4―12月期連結業績は、売上高が前年同期比10.8%増の2兆5271億円、営業利益は同9.7%増の3787億円、経常利益は同9.4%増の3877億円、当期利益は同11.7%増の2336億円となった。鉄鋼事業は堅調。エンジニアリング事業は増収確保したものの、資材や工事費の高騰で66億円の経常損失となった。都市開発事業やLSI事業は増収増益。
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