米ワコビア、ウェルズ・ファーゴなどが投資判断引き下げで株価急落
[ニューヨーク 4日 ロイター] 4日の米株市場でアメリカン・エキスプレス(アメックス)(AXP.N: 株価, 企業情報, レポート)、ワコビアWB.N、ウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)が急落し、他の金融サービス会社株も連れ安した。米消費者のローン延滞が目立ってきているとして、UBSやメリルリンチなどが投資判断を引き下げたことが嫌気された。
UBSはアメックスの投資判断を「バイ」から「セル」に、キャピタル・ワン・フィナンシャル(COF.N: 株価, 企業情報, レポート)とディスカバー・フィナンシャル・サービシズ(DFS.N: 株価, 企業情報, レポート)についても「ニュートラル」から「セル」に引き下げた。
メリルリンチのアナリスト、エド・ナジャリアン氏は米銀4位ワコビアと同5位ウェルズ・ファーゴの投資判断を「ニュートラル」から「セル」に引き下げた。同氏は両行が大きな軸足を置いているカリフォルニア州の住宅価格が予想をはるかに上回るペースで下落していると指摘。2006年10月に住宅ローン会社ゴールデン・ウェスト・フィナンシャルを買収したワコビアについては、今年の貸倒引当金を2倍以上に積み増す必要があるかもしれないと予想した。
スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、クリストファー・ムタシオ氏はウェルズ・ファーゴと米地銀大手のUSバンコープ(USB.N: 株価, 企業情報, レポート)、サントラスト・バンクス(STI.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「ホールド」から「セル」に引き下げた。
アメックス株の4日終値は前営業日比1.94ドル(3.91%)安の47.66ドル。キャピタル・ワンは7.58%、ディスカバーは9.02%それぞれ急落して取引を終えた。サントラストは2.4%安、USバンコープは2.85%安、ワコビアは8.33%安、ウェルズ・ファーゴは6.72%安で引けた。
米貯蓄金融機関最大手で住宅ローンも手掛け、カリフォルニア州での事業規模が大きいワシントン・ミューチュアルWM.Nも大きく売られ、12.19%安で取引を終了した。
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