米株は大幅続落、ISM非製造業景気指数など嫌気
[ニューヨーク 5日 ロイター] 米国株式市場は大幅続落。ダウ平均とS&P500は約1年ぶりの大幅な下落率を記録した。1月の米供給管理協会(ISM)非製造業景気指数が前回の景気後退局面以来の低水準となったことや、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が金融機関の格下げを実施する可能性があると警告したことが背景。
ダウ工業株30種は370.03ドル(2.93%)安の1万2265.13ドル。
ナスダック総合指数は73.28ポイント(3.08%)安の2309.57。
S&P総合500種指数は44.18ポイント(3.20%)安の1336.64。
ダウ平均とS&P500は2007年2月27日以来の大幅な下落率を記録。ダウ平均の構成銘柄はすべて下落、S&P500の構成銘柄で上昇して引けたのはわずか17銘柄だった。
リセッション(景気後退)懸念が重しとなり、通信株からエネルギー株まで幅広く売られた。格付け会社S&Pが、大手金融保証会社が最も高い格付けを失えば、金融機関は問題のある債権を自社のバランスシートに戻すしかなく、結果として基本的な融資向けの資金が収縮すると指摘したことから、金融機関や金融サービス関連株が下げた。S&Pは「これがこの先、市場の混乱と信頼感の喪失の長期化につながる可能性があり、金融機関にとって良いことではない」と警告した。
1月の米ISM非製造業景気指数は2001年10月以来の低水準となり、リセッションが近いとの不安が高まった。
ヒンズデール・アソシエイツの投資部門ディレクター、ポール・ノルテ氏は「米国はもはや製造業型経済ではなく、サービス型経済だ」とし、この日発表された1月のISM非製造業景気指数は、先週発表されて予想外に上昇した1月のISM製造業景気指数よりもはるかに重大な影響を及ぼす、と指摘した。 続く...
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