G7では金融機関の損失をどう補うか議論する=額賀財務相

2008年 02月 8日 10:28 JST
 

 [東京 8日 ロイター] 額賀福志郎財務相は8日、閣議後の会見で、9日に東京で開催する7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を目前に控え、G7では金融市場の安定、国際経済の拡大に向けて、しっかりしたメッセージを出すと意気込みを語った。

 また、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を背景に金融機関の損失が拡大を続けるなか、金融機関の情報開示や損失をどのように補うかについても議論する。東京G7は、額賀財務相が議長を務める。

 額賀財務相は、G7において、米サブプライム問題に端を発した金融不安や国際経済への影響について率直に議論したいとし、「安定した金融市場、国際経済の拡大に向けてしっかりしたメッセージを出すことが大事だ」と強調した。

 日米欧で実体経済の状況が異なる中で、「それぞれの国が経済を回復させ、安定を保つために最善の努力をする」ことが基本との認識を示し、アジアの新興国の好調持続に向けた取り組みについても視野に入れて議論を行うと語った。

 さらに、金融機関の損失が拡大を続けるなか、「金融機関の情報開示や損失をどのように補うか、市場に安心感を与えるよう議論する」とし、金融機関の資本充実にまで踏み込んで議論することを明らかにした。 

 (ロイター日本語ニュース 伊藤 純夫記者)

 
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