ヘッジファンドの手口に変化、相場転換の予兆との見方も

2008年 02月 13日 17:21 JST
 

 [ロンドン 7日 ロイター] 米商品先物取引委員会(CFTC)の先物取組報告を分析した複数の金融機関によると、ヘッジファンドの手口に変化がみられ、昨年夏以降の取引パターンを見直す時期にきている可能性がある。

 ソシエテ・ジェネラルの分析によると、ヘッジファンドは10年物国債のロングポジションを解消しており、10年物国債の上昇(長期金利低下)を見込んでいないとみられる。

 ユーロ/ドルのロングポジションも大幅に圧縮しており、ドルの上昇や下げ渋りを予想している可能性がある。

 株式市場でも「さらなるリフレ政策の実施が確認されたことで、S&P総合500種指数のショートポジションが大幅に縮小し、ボラティリティのショートポジションが増えている」という。

 これまでS&P500指数の下落を予想していたヘッジファンドが投資戦略を転換し、ボラティリティの低下を見込んでいる可能性がある。

 ヘッジファンドが市場の動きを先取りするケースは少なくない。

 CFTCの先物取組報告によると、ヘッジファンドがS&P500指数のショートポジションを積み上げ始めたのは昨年6月。その後、同指数は約17%下落した。

 ヘッジファンドがユーロ/ドルのロングポジションをとり始めたのは2006年初め。当時のレートは1ユーロ=1.18ドル、現在は1.46ドル付近に上昇している。  続く...

 
 
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