日経平均が大幅続伸:識者はこうみる

2008年 02月 14日 12:19 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は大幅続伸。1月の米小売売上高が予想外の増加となったほか、日本の2007年10─12月期実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ったことで景気減速懸念がいったん後退、ハイテク株などを中心に幅広く買いが入った。市場関係者のコメントは以下の通り。

●海外勢の売り圧力低下だが、楽観はできず

 <ユニマット山丸証券 法人営業部マネージャー 藤井勝行氏>

 警戒されていた内需で予想を上回る経済指標が出たことはサプライズであり、溜まっていたショートポジションを一斉に巻き戻す動きが出ている。朝方の外資系証券の注文動向は11日ぶりに買い越しに転じた。45日前告知のヘッジファンドの売りが一巡し、海外勢の売り圧力も低下しつつある。目先は2月4日の高値1万3889円どころを試す展開だろう。もっとも、来週予定されている欧州金融機関の決算に警戒感が残るほか、モノラインの格下げ問題も消えたわけではない。3月末にかけては事業会社の減損処理に伴う売りなども予想され、完全に楽観できる環境とはいえない。

●株のウエート引き下げはいったん底打ち

<大和住銀投信投資顧問 株式運用部 チーフストラテジスト 門司総一郎氏>

 きょうは寄り付き前の外資系証券13社経由の注文状況が2月に入って初めて買い越しとなるなど、海外投資家の売り圧力が低下しているようだ。国内外の機関投資家のアセットアロケーションは、日本株に限らず世界的に株式のウエートを引き下げる傾向にあったが、いったんその動きが止まり、先行きはウエート引き上げへ転換が期待できるのではないか。

 今朝発表された10─12月期国内GDPのポジティブ・サプライズや前日の米株高で、日経平均の下げ圧力には歯止めがかかった。この局面では、テクニカル的には1万4000円程度まで戻してもおかしくないとみている。  続く...

 
 

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