サッポロHD、09年に営業利益155億円目指す=新経営計画 

2008年 02月 16日 11:36 JST
 
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  [東京 15日 ロイター] サッポロホールディングス(2501.T: 株価, ニュース, レポート)は15日、2009年に連結営業利益155億円(07年実績は123億円)を目指す新経営計画を発表した。連結売上高は4510億円(同4490億円)を目指す。

 サッポロHDの村上隆男社長は会見で「大きく事業構造が変化しているなかで、2年間で着実に実行し成果を上げる。環境変化があっても、最低限達成すべき計画」と位置付けた。

 新経営計画は、昨年10月に発表した「新経営構想」に基づき、高付加価値化への転換や戦略的提携の実施、国際展開の推進、グループシナジーの拡大に取り組む。

 09年計画の目標達成に向け、事業構造改革やM&A(企業の合併・買収)、不動産物件の取得などに450億円を、財務基盤強化に350億円を、設備投資に200億円を投資する。村上社長は「中身は柔軟に考えていきたい」とし、変化に対応していく方針を示した。これらの資金は、キャッシュフローと恵比寿ガーデンプレイス持ち分の一部売却でまかなう計画。

 450億円の振り向け先については「不動産の新規物件の取得や食の分野での高付加価値化への転換、われわれの強みを生かしたり、シナジーを出せるところとのM&Aに使いたい」と述べたが、具体的には言及しなかった。

 サッポロは、09年の目標を達成したうえで、2016年に連結営業利益400億円を目指すとした「新経営構想」も発表した。連結売上高は6000億円を目指す。

 また、08年を最終年として進めている現在の中期計画(売上高5200億円、営業利益280億円)は大幅に下方修正したが、「ただ、金融負債残高やD/Eレシオなど構造改革部分はほぼ予定通り進ちょくしている」と振り返った。

 <スティールの提案とは関係なし>

 サッポロは、現在、米系投資ファンドのスティール・パートナーズから買収提案を受けている。村上社長は、昨年10月の新経営構想、モルガン・スタンレー・グループとの提携、新経営計画の発表という一連の動きを挙げ「独自の判断で策定し、実行してきている。誰からどうこう言われたからではない」と述べ、スティールとの関連を否定した。

 スティールの提案に対しては、2月4日の特別委員会の意見書を踏まえ、3月5日までに、取締役会の意見をまとめて表明することになっている。

  (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

*会見の内容を追加し再送します。

 
 
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