パキスタン総選挙、野党が圧勝

2008年 02月 20日 06:34 JST
 

 [イスラマバード 19日 ロイター] 18日に実施されたパキスタン下院(定数342)総選挙は、野党が圧勝した。19日の暫定開票集計結果によると、昨年12月に暗殺されたブット元首相が率いた野党・パキスタン人民党(PPP)が同情票も手伝って第1党となった。

 ただ、単独で過半数は獲得しておらず、連立を組む必要がある。

 一方、与党でムシャラフ大統領支持派のパキスタン・イスラム教徒連盟(PML)はこの時点で第3党に転落。同党の広報担当者はロイターに対し「有権者はわれわれの政策を拒否した。われわれはその意思表示を受け入れる。国家の最大の利益のため、われわれはどの党とも協力する意向だ」と述べ、連立に前向きな姿勢を見せた。

 現地時間午後6時(日本時間午後10時)時点の開票結果によると、PPPが86席、シャリフ元首相率いる野党・イスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派が65席を獲得。PMLは37議席に留まっている。

 一部の議席は選挙対象外。70議席は女性と宗教的少数派の枠となっている。 

 シャリフ元首相は、ムシャラフ大統領に対し、国民の支持を失ったことを認めるよう呼びかけ、「国民が何を求めているかが今日、示された」と語った。

 元首相はまた、ブット元首相の夫でPPPの共同総裁を務めるアシフ・アリ・ザルダリ氏と21日に会談する計画を明らかにした。「あらゆる民主的勢力と協力することを楽しみにしている」と述べた。

 一部のアナリストはPPPとイスラム教徒連盟ナワズ・シャリフ派との連立の可能性を疑問視している。  続く...

 
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