東芝、ソニーから高性能半導体の生産設備を900億円で購入

2008年 02月 20日 15:45 JST
 

 [東京 20日 ロイター] 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)は20日、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)から高性能半導体の生産設備を2007年度中に約900億円で購入すると発表した。対象は、ソニーのゲーム機「プレイステーション(PS)3」の中核半導体「セル」の生産設備など。両社は、セルなどを生産する共同出資会社の設立でも正式に契約した。

 両社は昨年10月、高性能半導体の生産設備を売買することで基本合意していた。今回対象となる設備は、ソニーの100%子会社、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)にあり、PS3用画像処理半導体「RSX」の生産設備も含まれる。

 ソニーが東芝大分工場(大分市)で一部保有する半導体生産設備も東芝が買い取る方向で両社が交渉中。3月末の最終合意を目指す。RSXやデジタル家電用LSI(大規模集積回路)の生産設備が対象。売却価格は数百億円の見通し。

 4月1日に設立する新会社は資本金1億円で、東芝が60%、ソニーが20%、ソニー・コンピュータエンタテインメントが20%をそれぞれ出資する。新会社は東芝から設備を借り、セルやRSX、デジタル家電向けシステムLSIなどの生産を行う。

 (ロイター日本語ニュース、浜田 健太郎記者)

 
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