日経平均が大幅反発、先物中心に買い戻し
[東京 21日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は大幅反発。一時、前日終値比で300円を超す上昇となった。前日に大きく下げた反動で先物中心に買い戻しが入ったという。前日の米株高や、寄り前に発表された2月10日─2月16日対外対内証券売買契約等の状況で、対内株式投資が1711億円の資本流入超と7週ぶりの買い越しに転じたことも好感された。
業種別では非鉄金属や鉄鋼、石油などの資源株を筆頭にほぼ全面高となった。前場の東証1部騰落数は、値上がり1458銘柄に対して値下がり185銘柄、変わらずが70銘柄。
きょうの午前中は前日の大幅な下落の反動での買い戻しとなった。市場では「買い戻しとみられる100枚単位の買いが先物市場に断続的に入っている」(準大手証券トレーダー)との観測が出た。
一方で、投資家動向における変化の兆しを指摘する声も少なくない。ひとつは中東などの政府系ファンドによる積極的な日本株買い。「コマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)や大手銀行株など個別銘柄に海外勢の買いが入っている。中東系資金との観測が出ている」(大手証券エクイティ部)という。もうひとつは主に欧米投資家の日本株売りの収束。「買い増しまではいかないが、今まで日本株を売り越してきた海外投資家の売りに歯止めがかかってきたようだ」(大和住銀投信投資顧問チーフストラテジスト 門司総一郎氏)との指摘が出ている。
海外投資家動向と並んで注目されているのが、個人投資家だ。「低位の材料株が人気化していることで、個人の動きも活発化し始めており、相場のムードを良くしている」(中堅証券幹部)、「個別銘柄の動きが激しいのは、個人投資家が短期的に売買していることを表しているのではないか」(リテラ・クレア証券理事 井原翼氏)との声が相次いだ。
ただ、前日にKKRフィナンシャル・ホールディングス(KFN)(KFN.N: 株価, 企業情報, レポート)に関する悪材料に大きく反応するなど、市場センチメントは強気と弱気を行き来している。「KKRのような材料に相場が振らされるので、上値を追う買いが出てこない」(国内証券)状況となっている。
個別銘柄では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)や三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株や丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)などの商社株が買われた。新日本石油
(5001.T: 株価, ニュース, レポート)や新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)も堅調。 続く...














