日銀人事で野党説得の働きかけ、多様なレベルで行われる=官房長官

2008年 03月 11日 10:33 JST
 

 [東京 11日 ロイター] 町村信孝官房長官は11日午前の会見で、武藤敏郎・日銀副総裁を総裁に昇格させる政府の提案に対し、野党が10日に反対の意思を表明していることについて、11日の所信聴取前に判断を下すのは不可解との見解を示した。その上で野党が政府の提案に同意するよういろいろのレベルで働きかけが行われるとの見通しを示した。

 政府が提案した武藤総裁ら3人の候補者について、町村官房長官は「ベストの人材を国会に諮っている」とし、野党が10日の段階で武藤氏昇格に反対を表明した点は「きょう国会で意見の聴取が行われている。きのうの段階で野党が反対を表明するのは不可解だ。意見を聞かずに適切か適切でないかを言うのは失礼なことでもあるとさえ思う」と語った。

 その上で「(3人の候補者が)しっかりとした説明をされ、野党が同意すると思っている」と述べるとともに「いろいろなレベルでの働きかけが、引き続き行われる」と語った。

 また、福田康夫首相から指示が出た4月早々にまとめる成長力強化策について、町村官房長官は中小企業の生産性向上が成長力向上のポイントであると指摘。さらに雇用の増加や地域活性化などの項目が対策の柱になるとの見解を示した。

 さらに「ややもすると下振れリスクが高まっている日本経済に対処していこうとの考えも含まれている」と述べた。

 
 
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