日本の金融システムは全体として安定した状態維持=日銀リポート

2008年 03月 12日 19:37 JST
 
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 [東京 12日 ロイター] 日銀は12日公表した金融システムリポートで、米サブプライムローン(信用度が低い借り手向け住宅ローン)問題を契機とした国際金融市場の動揺が広がる中にあって、日本の金融システムは全体として安定した状態を維持している、との見解を示した。

 その上で、国内金融機関のサブプライム関連損失は期間収益や経営体力の範囲内で吸収可能だとして、現時点においてサブプライム問題が日本の金融システムの安定性に深刻な影響を及ぼすとはみられない、と指摘した。

 リポートでは、銀行セクターの各種リスク量は全体としてみて自己資本との対比で抑制された水準にあり、金利リスクや信用リスクのストレスシナリオに対する銀行システムの頑健性は総じて高い水準にある、と指摘。ただ、金融システムの持続的な安定を維持していく観点から、銀行の長期的な収益基盤を強化していく必要がある、と課題も示した。

 
 

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