今日の株式見通し=反発、米株高と為替の落ち着きでいったん買い戻し

2008年 03月 14日 08:07 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は反発する見通し。前日1ドル100円割れとなった為替が落ち着いていることや、前日の米国株式が反発したことできょうの国内株式もいったん買い戻しが入ると見られている。

 「前日大きく下げたこともあり、売りの一服感が出る」(大和証券SMBCエクイティ・マーケティング部部長 高橋和宏氏)という。

 ドル安を背景に金先物が初の1000ドル台で最高値を更新したほか、原油先物が111ドルまで上昇したことを受けて、引き続き石油など資源絡みの銘柄が物色されそうだ。

 日経平均の予想レンジは1万2400─1万2600円。

 13日の米国株式市場は反発した。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の評価損について、収束が視野に入ったとの見通しを示したことを受け、それまで売られていた金融株に買いが入った。ノレンバーガー・キャピタル・パートナーズの幹部、トッド・クラーク氏は「S&Pが大手金融機関の評価損計上は収束が視野に入ったとの見方を示したことをきっかけに、相場が好転した」と述べた。

 きょうの国内株式市場については「ザラ場で為替が1ドル101円台に戻るような場面では、1万2500円─1万2600円水準まで戻りを試す展開もありうる」(新光証券シニアテクニカルアナリスト 三浦豊氏)との声が出ている。ただ、期末で国内機関投資家などの実需マネーが入りづらいなか、引き続き先物主導の動きとなるとみられている。三浦氏は「寄り付き後に算出される先物・オプションSQ(特別清算指数)値を上回る水準で推移できるかが鍵となる」と述べている。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 
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