日銀総裁人事、財務官経験者への同意を示唆=鳩山民主幹事長

2008年 03月 16日 14:31 JST
 
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 [東京 16日 ロイター] 民主党の鳩山由紀夫幹事長は16日午前のテレビ朝日の番組の中で、19日に任期切れとなる福井俊彦日銀総裁の後任人事に関し、財務官経験者の黒田東彦・アジア開発銀行総裁や渡辺博史・国際金融情報センター顧問らが政府から提示された場合、財務省出身であっても同意する可能性を示唆した。

 政府・与党は、参院で不同意となった武藤敏郎日銀副総裁(元財務次官)の昇格など正副総裁案を差し替える方向で検討に入っており、17日に新たな人事案を国会に提示する予定。

次期日銀正副総裁の人事では、2人の副総裁のうち元日銀理事の白川方明・京大大学院教授の就任だけが衆参の同意を得て確定している。

 鳩山幹事長は、新たな人事案で正副総裁候補者として黒田氏や渡辺氏など財務省で財務官を務めた人物の名前が取りざたされていることについて、「我々は財務省だから全てだめと言っているわけではない。(黒田氏や渡辺氏は)国際金融に詳しいことは間違いない。それぞれ素晴らしい方と聞いている」と指摘。こうした人選であれば反対はしないのかと問われ、「私はそう思う」と同意の可能性を示唆した。この他の候補では、山口泰・前日銀副総裁などが有力視されている。

 また、16日午前のNHKの番組に出演した与謝野馨前官房長官は、政府・与党内で武藤氏昇格案を再提示すべきとの声があることについて「よほど大きな事情の変更がない限り、そういうこと(武藤氏再提示)はやるべきではない。参院で否決されたものをもう一度ぶつけることは国会の法規に照らしてどうか。政治行為としても乱暴過ぎる」と再提示すべきでないとの考えを示した。

 
 
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