米株式市場はダウ反発、ナスダックとS&Pは続落

2008年 03月 18日 07:04 JST
 
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 [ニューヨーク 17日 ロイター] 米国株式市場はダウが小幅反発。JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)によるベアー・スターンズBSC.Nの安値での買収合意も、深刻化するクレジット危機が及ぼす影響への懸念払しょくにはつながらなかった。

 JPモルガンは、米連邦準備理事会(FRB)の支援を受け、ベアー・スターンズを1株当たり2ドルで買収すると発表した。これはベアーの14日終値の15分の1の水準。

 JPモルガンは10.3%急伸し、ダウを押し上げた。安値でのベアー・スターンズ買収から利益を得るとの見方が背景。

 一方、多くの証券株は下げた。リーマン・ブラザーズ(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)は19.1%の大幅安。ベアー・スターンズを圧迫したのと同様のクレジット問題の影響を受けやすいとの不安から売られ、一時は2000年6月以来の安値となる20.55ドルをつけた。

ダウ工業株30種は21.16ドル(0.18%)高の1万1972.25ドル。

 ナスダック総合指数は35.48ポイント(1.60%)安の2177.01。

 S&P総合500種指数は11.54ポイント(0.90%)安の1276.60。

 その他の金融株は持ちこたえた。18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での100べーシスポイント(bp)利下げ観測を含む、FRBによる一連の金融システム安定策に支援された。

 ウェルズ・ファーゴ(WFC.N: 株価, 企業情報, レポート)は1.2%高、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%高。

 ベアー・スターンズは84.4%急落し4.81ドルで引けた。

 金利先物市場は、18日FOMCでの100bp利下げの確率を織り込んでいる。

 オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ホイットニー氏は、ベアー・スターンズの「安売り」は、株価が半減する可能性もあるバリュエーションの調整につながるとして、米金融機関をリスクにさらしたと指摘した。

 米原油価格が4%以上下落し、エネルギー株が売られてダウとS&Pを圧迫した。オキシデンタル・ペトロリアム(OXY.N: 株価, 企業情報, レポート)は5.9%安、シュルンベルジェ(SLB.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.2%安。

 3月のNY州製造業業況指数は予想以上に大幅低下し、2001年7月の統計開始以来の低水準となった。支払価格は上昇した。

 
 
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