日銀法改正しても間に合わない、賛成してもらえると思う=総裁人事で官房長官
[東京 18日 ロイター] 町村信孝官房長官は18日午後の会見で、政府が18日に日銀総裁候補として田波耕治・国際協力銀行総裁(元大蔵次官)を提案したことに対して民主党が反対する考えを示しているが、との質問に「私が先ほど(民主党を)回ったときにはそういう話はしていなかった」と述べた。
また総裁の空席を避けるために日銀法を改正することについて、「日銀法を改正しても間に合わない。私は空席にはならないで、賛成してもらえると思っている」と述べた。
町村官房長官は「財務省出身者が金融政策のトップに立ってはいけないという理屈に世の中の理解が得られるとは思わない」と語った。また「空白ができるとは思っていない。最適な人事ということで提案した」と述べ、民主党の理解を求めた。
日銀総裁のポストを日銀と財務省出身者でたすき掛けにする考え方があるのか、との質問に対しては「一代ごとに交代という意味なら、前回、前々回と総裁は日銀出身者であったので、たすき掛けではない。別にそういうことを意識して福田首相は決めたのではないと思う。どういう経験であっても、いい方がいれば過去の経験はかまわない」との考えを示した。さらに「財政と金融が全く関係なく運営されている国は世界中どこにもないという、極めて単純な事実はご承知の通り」と指摘。武藤敏郎日銀副総裁に続き財務省出身者を提案したことについて「財務省出身者でなければならないということではない。今の時点で考えられる、これはという方を選んだら、たまたま財務省出身だったということ」と説明した。
(ロイター日本語ニュース 中川 泉)
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