中国が預金準備率を0.5%ポイント引き上げ、効果は限定的との声

2008年 03月 19日 06:19 JST
 

 [北京/上海 18日 ロイター] 中国人民銀行は18日、金融機関の預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表した。3月25日から実施する。この結果、大手銀行の預金準備率は過去最高の15.5%となる。

 預金準備率の引き上げは2006年半ば以降15回目で、前回は1月16日に発表された。

 今回の措置について、市場では、金融状況の引き締め効果は限定的で、世界経済をめぐる不透明感から中銀は引き締めに消極的になっている、との指摘が聞かれた。

 実際の引き上げ幅は予想ほど大きくなかった。関係者の間では預金準備率1%の引き上げなども見込まれていた。

 申銀万国証券のLiu Zhigao氏は「預金準備率引き上げは市場からの余剰資金吸収のみが目的。中銀には預金金利の引き上げ余地もあったが、今回利上げは選択しなかった」と指摘した。米国で利下げが行われるなか、人民銀行として3月のインフレ統計をみてから利上げの必要性を判断したいのかもしれない、と語った。

 
 
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