今日の株式見通し=軟調、輸出株や金融株中心に売り先行

2008年 03月 27日 08:17 JST
 

  [東京 27日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は軟調となる見通し。米株安や円高を嫌気して輸出株や金融株を中心に売りが先行しそうだという。2月米耐久財新規受注などがさえなかったほか、米大手銀行の収益減少への懸念が強まっており、信用収縮不安から買いの動きは鈍いとみられている。

 日経平均の予想レンジは1万2450─1万2700円。

 2月米新築1戸建て住宅販売は年率59万戸(前月比1.8%減)と市場予想の58万戸を上回ったが、2月の米耐久財新規受注は予想の0.8%増に反して1.7%減少。

 オッペンハイマーのアナリスト、メリディス・ホイットニー氏は、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)、ワコビアWB.Nの第1・四半期の利益見通しを引き下げ、S&P金融株指数は3.5%下落した。

 きょうの東京市場でも「米株安や円高を嫌気して売りが先行しそうだ」(大手証券)とみられている。米銀行の収益懸念が出ていることから日本の銀行株も重い展開になりそうだという。

 明和証券・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「前日から新年度受け渡しに入ったものの依然として商いは薄い。海外勢などからの売り圧力も以前ほどではないが、国内機関投資家はまだ動けないようだ」と述べている。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀大記記者)

 
 
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