短観、大企業製造業DIの悪化:識者はこうみる
[東京 1日 ロイター] 日銀が1日に発表した3月短観によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はプラス11となり、12月短観から8ポイント悪化した。DIの水準としては2003年12月のプラス7以来の低水準、悪化幅としては05年3月(8ポイント悪化)以来の大幅悪化となった。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●市場に織り込まれた程度の悪化
<みずほ証券 シニアマーケットアナリスト 落合昂二氏>
日銀短観は大企業製造業・業況判断DIはプラス11となり、市場に織り込まれた程度の悪化にとどまったとみている。非製造業に関しては先行きがしっかりしており、大企業の悪化はある程度相殺される可能性がありそうだ。
●想定為替レートに違和感、ネガティブな印象
<SMBCフレンド証券株式ストラテジスト 中西文行氏>
大企業製造業DIの悪化は、事前に予想されたことだが、2008年度の想定為替レートが1ドル=109.21円というのは、現実離れしていて違和感がある。6月実施の短観ではDIが一段と悪化する懸念がある。2009年3月期の企業業績が減益になることも視野に入れざるを得ず、株式市場にとってはネガティブな印象だ。 続く...
















