クレジット危機での批判は不当、過去の決定に後悔なし=前FRB議長
[シンガポール 8日 ロイター] グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は、8日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が掲載したインタビュー記事の中で、クレジット危機について自分は不当に非難されていると述べ、同氏に対する批判に再び反論した。
また議長時代に下した決定について後悔はしていないと述べた。
その中でグリーンスパン氏は、批判する側は同氏に有利な証拠を無視し、議長時代の利下げ決定の背景にある考えを認めていないと指摘した。
グリーンスパン氏の指揮の下でFRBは政策金利を2000年末の6.5%から2003年の半ばには1.0%まで引き下げた。
現在のクレジット危機をめぐっては、同氏が金融を緩和し過ぎ、また引き締めに転じるのが遅過ぎたため住宅ローンの借り入れに過度に拍車がかかり、クレジット危機の根本原因となった住宅バブルがあおられた、との批判的な見方が出ている。
しかしグリーンスパン氏は、FRBは成長を刺激し、デフレを回避するために利下げを実施したと強調し、その当時に連邦公開市場委員会(FOMC)で投じられた反対票は、より大幅な利下げを求めるメンバーからのものだったと指摘した。
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