米リーマン、高リスク証券担保にFRBから資金調達=関係筋

2008年 04月 12日 09:21 JST
 
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 [ニューヨーク 11日 ロイター] 関係筋が11日明らかにしたところによると、米大手投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスLEH.Nは売却できていないローン28億ドルを証券化し、一部を連邦準備理事会(FRB)から資金を借り入れる際の担保として利用した。

 これらのローンにはリスクの高いレバレッジド・バイアウト(LBO)ローンなどが含まれる。リーマンはこれを「フリーダム」という名称の新たな組織を通じて証券化した。約22億6000万ドル相当は投資適格級格付けを得ている。

 FRBが創設したプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)向けの短期資金貸出制度を利用する際にリーマンはこの証券を担保として充当したが、額は比較的小規模だったという。

 ヘッジファンド、シークリフ・キャピタルのジェームズ・エルマン代表は「質の低い資産を受け入れることは、FRBにとって非常に危険だ」と指摘した。

 サブプライム(信用度の低い借り手向け)ローンやLBOローンなどを裏付けとした高リスク証券が、FRBが受け入れた担保のどの程度を占めるかについては、現時点では明らかになっていない。

 しかし、FRBのバランスシート上で質の低い担保が増え過ぎているとの見方が強まれば、ドルの下落につながる可能性がある。また、FRBの救済を当てにして銀行のリスクを取る動きが強まる可能性がある。

 リーマンはフリーダムによるローンの証券化について、コメントを避けた。

 
 
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