Jパワー追加投資計画の中止勧告、次の行動を考える=TCIアジア代表
[東京 18日 ロイター] ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンドのアジア代表、ジョン・ホー氏は18日、ロイターとのインタビューで、電源開発(Jパワー)(9513.T: 株価, ニュース, レポート)株の追加取得計画に政府が中止勧告したことについて「1週間前までこんなに早く決断が出るとは思いもしなかった。困惑している」としたうえで「勧告のひとつひとつの説明を読んで、どういう法的基盤で次の行動ができるかを精査して判断していく」と語った。
政府の中止勧告で、原子力発電所の運営と基幹設備の維持・修繕に影響を及ぼすおそれが指摘されたことに対しては「われわれは1株主でそれをする力はない。政府からは、具体的にどのような方法で原発と送電線を脅かすのか、まったく説明がなかった」と批判した。さらに「もしも、原発と送電線を脅かすなら株価が下がる。金融投資家の立場からみても動機はまったくない」と強調した。
さらに「政府はわれわれの過去と現在の行動のどこが悪いのか教えてくれない。もしも、投資ファンドを理由に危害を加えるなら国内の投資家でも同じような懸念の可能性はある」とも指摘した。
今後の対応として、行政不服審査法に基づいて財務相と経産相に異議を申し立てたり、行政訴訟に踏み切る選択もある。ただ、ホー氏は「われわれの行動は常に早いが、まだ決まっていない。中止勧告にどういう意味があるのか判断している過程だ」と述べるにとどめた。一方で、中止勧告を受けて、Jパワー以外の銘柄への投資については「資金があるといっても、すぐに他の株に振り向ける資金はない」と述べて否定した。
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