金融市場の動揺、収束の方向性はまだ見えない=全銀協会長

2008年 04月 22日 16:54 JST
 
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 [東京 22日 ロイター] 全国銀行協会会長に就任したみずほ銀行の杉山清次頭取は22日、就任会見で世界の金融市場の見通しについて「金融市場の動揺は、収束の方向性がまだはっきりしていない」と述べ、厳しい認識を示した。

 邦銀にもサブプライム関連の損失が拡大しているが、「(欧米の金融機関と比較すると)相対的に影響は限定されている」と説明。ただ、金融市場の混乱が実体経済にも影響を及ぼしつつあるとして、「邦銀の経営環境は厳しさを増している」と語った。

 杉山会長は、証券化商品の開示強化や適正な評価を進める動きが国際的に進んでいるとし、「市場の安定化、正常化に向けた国際機関などの議論に貢献していく」と表明。金融当局などと規制のあり方などについて、積極的に意見交換するとした。現在の議論の方向性について「議論が活発に行われており、現在よりもマーケットが納得するような中身になることは間違いない」と語った。

 国内金融機関のサブプライム関連のエクスポージャーは、欧米金融機関と比較すると少なく、将来の影響も限定的だとした。一方、邦銀を取り巻く経営環境については「金融市場の動揺が実体経済に波及している。企業の資金需要についても低調に推移している」とし、厳しい局面に入りつつあるとの認識を示した。

 
 
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