FRB、来週の利下げ後は当面据え置きか

2008年 04月 23日 19:56 JST
 

 [ワシントン 22日 ロイター] FEDウォッチャーの間では、米連邦準備理事会(FRB)が来週0.25%ポイントの利下げを決めた後、当面政策金利を据え置くのではないか、との見方が出ている。ただ、対外的には今後も追加利下げに含みをもたせる可能性があるという。

 FRBは29─30日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。

 30日発表のFOMC声明については、景気の下振れが引き続き最大のリスクであることを認めたうえで、インフレリスクにも懸念を表明するとの見方が多い。

 グラムリー元FRB理事は「0.25%ポイントの利下げが決まるだろう。インフレが懸念要因であると表明したうえで、追加利下げの余地を残すのではないか」と指摘。

 ただ「(0.25%ポイントという)利下げ幅は、FRBがこれまでのような大幅利下げには積極的ではないことを市場に示すことになる」と述べた。

 ダラス地区連銀のフィッシャー総裁など「タカ派」は、インフレリスクをしきりに強調している。同総裁は22日、ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)とのインタビューで、利下げに見合う効果が得られていないため、先の利下げに反対したと述べた。

 FRBは、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に端を発した世界的な信用収縮の影響に対応するため、昨年9月中旬以降3%ポイントの利下げを実施。政策金利を2.25%まで引き下げた。

 金融市場の混乱を解消するため、一連の流動性対策も導入したが、市場は不安定な状態が続いている。特に短期金融市場の混乱は解消しておらず、利下げ効果の浸透を妨げているとの見方が出ている。  続く...

 
 
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