NTT東西、光回線接続料値下げを再申請

2008年 04月 23日 18:41 JST
 

 [東京 23日 ロイター] NTT(9432.T: 株価, ニュース, レポート)の東西地域会社は23日、光ファイバー通信回線を他社に貸し出す際の接続料について、2008年度からの新料金を総務相に再申請したと発表した。総務省による見直し要求を受けた措置。

 現在の光回線接続料である1芯(8回線分)当たり月額5074円に対し、NTT東日本は2008年度からの新たな接続料として4610円に、NTT西日本は同4932円に、それぞれ引き下げると補正申請した。総務省は今後、パブリックコメントを2回程度実施し、諮問機関での審議を経てNTT東西の再申請案を評価する。NTT東西は、総務相の認可を得た後、4月1日にさかのぼって新料金を適用するとしている。

 競合他社のうちKDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)は「内容を検討した上で、パブリックコメントを通じて考えを示す」(広報担当者)とし、ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)は「この程度の値下げでは話にならない。(現在の8回線単位の)接続料を1分岐単位で設定することが不可欠」(広報担当者)などとしている。

 現在の光回線接続料は01年度に設定しており、適用期間が07年度までとなっている。NTT東西は1月、NTT東日本が4713円に、NTT西日本が5048円に、それぞれ引き下げる案を申請していた。しかし総務省は3月、NTT東西の申請料金が他事業者による芯線数の利用状況を2006年度末の実績に固定した保守的な前提に基づき算定したものと判断し、他事業者による今後の利用活発化を考慮に入れて値下げ幅を拡大するよう求める答申をしていた。

 
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