日経平均は続伸、前引けにかけてプラス圏を回復

2008年 04月 24日 12:02 JST
 

 [東京 24日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は続伸。高値で寄り付いた後、上値の重さから先物の仕掛け的な売りなどに押される場面もあったが、売り一巡後はしっかりとしてきた。

 国内企業決算の発表や連休を控えてポジション調整の売りが多いとの指摘があった一方で、株式市場筋による寄り付き前の外資系証券13社経由の注文状況は2770万株と大幅な買い越し観測となっており、「多様な材料で、売り買いが交錯した」(国内証券)という。商いは依然薄く、前場の東証1部の売買代金は9095億円にとどまった。

 業種別では海運や建設、金属製品が高い。銀行や証券も上昇した。石油・石炭や鉱業、非鉄金属は軟調だった。

 前場の東証1部騰落は、値上がり728銘柄に対して値下がり785銘柄、変わらずが188銘柄となった。  

 きょうの午前はプラス圏で前引けた。海外勢については「終日にわたるような買いを入れているようだ」(国内証券)との指摘があり、日経平均は後場しっかり推移する可能性がある。

 半面、大手企業の決算発表を前に、様子見姿勢から現物の売買は低調だという。実需に乏しいなかで、短期筋の売り買いで上下に振れる展開が続きそうだみられている。きょうの午後は、場中にJFEホールディングス(5411.T: 株価, ニュース, レポート)、引け後にキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)やスズキ(7269.T: 株価, ニュース, レポート)、KDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)、任天堂(7974.OS: 株価, ニュース, レポート)などの決算発表がある。東洋証券・シニアストラテジストの児玉克彦氏は「決算発表の本格化で、買い方も慎重になっている」と述べた。

 個別銘柄では、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)とキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)などのハイテク株やトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)がしっかり。商品価格の上昇傾向が強いなか、丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)などの商社や商船三井(9104.T: 株価, ニュース, レポート)など海運株は堅調。半面、新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)や住友金属鉱山(5713.T: 株価, ニュース, レポート)、国際石油開発帝石ホールディングス(1605.T: 株価, ニュース, レポート)がさえない。

 みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)などの大手銀行株は概ね堅調だった。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 
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