第1四半期の米GDP速報値は前期比年率+0.6%
[ワシントン 30日 ロイター] 米商務省が30日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比プラス0.6%と、2007年第4・四半期の水準を維持し、エコノミスト予想のプラス0.2%を上回った。
個人消費支出や民間住宅投資が弱かったものの、在庫増加に支えられた。
一部エコノミストは、今回の内容は米経済の地合いが若干ながら予想以上にしっかりしていることを示していると指摘した。ただ在庫処分のため企業が生産を一段と縮小するなか、今後状況は悪化するとの見方も根強い。
IDEAグローバルの米首席エコノミスト、ジョセフ・ブルースエラス氏は「今後の在庫調整で成長率はマイナス圏内に落ち込むとみている」と指摘した。
アナリストの多くがリセッション(景気後退)を懸念するなか、GDP統計の個別項目は全般的な弱さを反映している。
個人消費支出はプラス1%と2001年第2・四半期以来の低水準となった。
民間住宅投資はマイナス26.7%と9四半期連続で減少し、1981年末以降の最大の落ち込みとなった。
企業在庫が成長率を支えた。在庫変動は年率換算で18億ドル増となり、第4・四半期の183億ドル減から増加に転じた。
物価上昇は若干鈍化。食品とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数はプラス2.2%と、第4・四半期のプラス2.5%から伸びが減速した。
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