FOMC声明文言修正、緩和局面は条件付きで停止か

2008年 05月 1日 12:09 JST
 

 [ワシントン 30日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は、30日の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に発表した声明の文言を調整したが、市場では、金融緩和局面の条件付き停止を示唆したものと受け止められている。

 FRBは2003年の利下げ局面停止の際にも声明の文言を修正している。 

 2日間の日程で開催された今回のFOMCは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ2.00%とすることを決定した。

 FRBは経済活動が弱いことは認めたが、同時に昨年9月以来の累計利下げ幅が3.25%ポイントだったことを強調した。

 FRBはさらにこの日の声明で「成長への下振れリスクは引き続き存在する(downside risks to growth remain)」の文言を削除し、明確な追加利下げシグナルを取り下げた。この文言は、累計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施した1月30日と3月18日のFOMCの声明には盛り込まれていた。

 75bpの緊急利下げが実施された1月22日の声明では「成長に対するはっきりとした下振れリスクは引き続き存在する(appreciable downside risks to growth remain)」と、より踏み込んだ文言だった。

 FRBは、30日のFOMC声明主文の最後の部分について「必要に応じ行動する(will act as needed)」という文言を復活させ、1月以来言及していた「タイムリーに行動する(act in a timely manner)」という、より直接的な文言を調整した。

 この「タイムリーに行動する」との文言は、住宅市場の問題が実体経済に与える影響が拡大しないように緊急利下げに動くことを市場に示唆したものだ。実際にFRBは1月22日に緊急利下げを実施した。  続く...

 
 
Photo
写真

2大政党制になったにもかかわらず「与党がだめなら野党に」という仕組みになっていない。それでも野党・自民党の復活を願う声はあるはずである。  ブログ