三越伊勢丹の今期営業利益予想は340億円、予想を下回る

2008年 05月 12日 14:41 JST
 
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 [東京 12日 ロイター] 三越伊勢丹ホールディングス(3099.T: 株価, ニュース, レポート)は12日、2009年3月期の連結営業利益が340億円になるとの見通しを発表した。三越と伊勢丹の前期の単純合算比では18.7%減。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト5人の予測平均値361億円を下回っている。

 連結売上高は1兆5400億円(同1.3%減)、経常利益は470億円(同2.4%増)、当期利益は330億円(同82.3%増)を見込んでいる。4月1日の発足時に公表した見通し数字から変更はない。配当は、普通配当10円に特別配当4円を加え、年間14円を予定している。 

 石塚邦雄社長は会見で「百貨店を取り巻く環境は、決して良いとは見ていない。厳しい状況を踏まえて、コストを読み込んでいる」と述べた。

 小倉伊勢丹が連結から外れたことで175億円、会計方法の変更で165億円の減収要因となった。一方、販売管理費は増加するため、営業利益は2ケタの減益予想となる。

 買収金額が、買われる企業の純資産を下回る場合に発生する「負ののれん代」が700億円発生。これを5年で償却するため、09年3月期は営業外収益に140億円を計上し、経常利益段階では増益を確保する。

 連結ベースでの設備投資は、伊勢丹の本店再開発やクイーンズ伊勢丹の新規出店、三越の本支店リモデルなどで474億円を計画している。

  (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

 
 
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