豪ウエストパック銀行、セント・ジョージ銀行を1.8兆円で買収合意

2008年 05月 13日 11:40 JST
 

 [シドニー 13日 ロイター] 豪銀4位のウエストパック銀行(WBC.AX: 株価, 企業情報, レポート)は13日、同5位セント・ジョージ銀行SGB.AXを186億豪ドル(約1.8兆円)、全額株式交換方式で買収することで合意したことを明らかにした。

 これにより、時価総額で豪州最大の銀行が誕生する。

 ウエストパック銀行によれば、セント・ジョージ銀行の取締役会は買収案を推薦する計画。買収価格は9日のシドニー株式市場での取引の終値に28.5%を上乗せした水準に相当する。

 ウエストパック銀行は、セント・ジョージ銀行株1株とウエストパック銀行株1.31株の交換を提案した。セント・ジョージ銀行株の9日終値の26.65豪ドルに基準にした場合、1株換算で33.10豪ドルとなる。合併後の株式時価総額は660億豪ドルと、コモンウェルス銀行(CBA.AX: 株価, 企業情報, レポート)の610億豪ドルを上回る。

 ウエストパック銀行のゲイル・ケリー最高経営責任者(CEO)は、昨年まで約6年間、セント・ジョージ銀行のCEOを務めていた。

 セント・ジョージ銀行は、国際的な信用収縮の影響で資金調達コストが上昇し、通期の利益目標を下方修正したばかりだった。

 合併後の銀行は住宅ローン市場で25%と国内最大のシェアを握るとみられる。また、富裕層を対象とした資産運用業務でも、1080億豪ドルの管理資金を持つ業界最大手になる見込み。

 ウエストパック銀行によると、セント・ジョージ銀行のブランドは継続して使用され、支店網も維持される。  続く...

 
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