日産の09年3月期、円高などで営業利益3割減に
[東京 13日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、2009年3月期の連結営業利益が前年比30.5%減の5500億円になる見通しと発表した。競合他社と同様、円高が利益を圧迫する。設備投資と研究開発費を積み増すことも影響する。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト20人の予測平均値6523億円を大きく下回った。
09年3月期の設備投資は4700億円(08年3月期は4289億円)、研究開発費は5000億円(同4575億円)を計画している。想定為替レートは、ドル/円が100円(同114円40銭)、ユーロ/円が155円(同161円60銭)。
自動車の総販売台数は390万台(同377万台)を計画。このうち米国は105万7000台(同105万9000台)、日本国内は72万台(同72万1000台)、欧州は65万台(同63万6000台)を見込んでいる。
年間配当は2円増配の1株42円を予定している。会見したカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)は「09年度(2010年3月期)は44円、2010年度は46円を計画している」と語った。
日産は同日、2013年3月期を最終年度とする中期経営計画も発表した。今後5年間で売上高を年率5%拡大させる。成長を支えるために60の新型車を発売する。また、電気自動車を環境対策の柱とし、2010年度に日米で投入。2012年度には世界で量産する。今回の中計では、これまで異なり利益目標を示さなかったが、ゴーンCEOは「(円高や原材料高などがない)中立的な状態なら、社内目標としては営業利益率8%と考えている」と語った。
(ロイターニュース 久保 信博記者)
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